スタッフコラム

2019.06.09

保証

今回の学習では、連帯債務・保証債務・連帯保証について学びました。同じ内容の債務について、複数人の債務者が各自自立して全責任を負う事を、連帯債務と言い、債務者が弁済できなくなった時に備えて、代わりに弁済してくれる人を立てておく事を、保証と言います。連帯保証は、よく聞いたことがある通りで、保証人が主たる債務者と連帯して債務を負う保証形態です。今回の学習で最も印象的だったのは、連帯債務者間の相対効と絶対効です。相対効とは、連帯債務者の1人に生じた理由は原則として他の債務者に影響を及ぼさない、という事です。逆に、絶対効とは、例外的に連帯債務者の1人に生じた事由が他の債務者に影響を及ぼす場合です。例えば具体的には、Aが債務者で、BとCが連帯債務者である場合、BなAに対して債務を承認した、という場合はBの承認の効力はCには及ばないのです。
普段、お客様の審査を通す段階で保証人や連帯保証人を向ける方は沢山いらっしゃいます。そんな時に今回の学びを活かして、本人や保証人・連帯保証人が後々困らないよう、誠意と責任を持ってお客様の予算設定や物件決定に立ち会っていきます!

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