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スタッフコラム

2020.02.16

木造住宅の寿命って?

こんにちは。少し暖かい日も増えてきて、花粉の季節になってきました。コロナウイルス

の影響もあり、マスクが品薄になってなかなか手に入らないですね…。皆様は、マスクの

ご用意は大丈夫でしょうか?(うちはスタッフの分さえ少し怪しいです…)

 

さて、今回は木造住宅の寿命についてお話させて頂きます!

 

皆様は木造住宅の寿命についてご存じでしょうか?一般的にこの話では「22年」というの

が出てくるの年数です。しかし、この年数は木造住宅の寿命に対して正しい基準ではあり

ません。例えば新築の住宅を購入し、どこかのタイミングで売却される際には「査定」が

行われます。大まかに言えば「土地の価値+建物の残っている価値」の査定になります。

土地の価値というのはそのエリアの地価に応じて査定され、建物の残っている価値は経過

年数に応じて算出されます。そしてこの算出方法は、新築時の建物の価値を100%として

22年後に0%になるように減価していきます。この22年というのは税法を基準としただけ

であり、ほかに利用できる根拠のないため22年となっています。

 

少し細やかな話ですが、ここにリフォーム等を途中かけた場合や綺麗に使っていた場合は

修正が入るなどがありますが、そのリフォーム等も明確に判断する基準がないため、あま

り大きく差は出ないことが多いです。

 

 

さて、では実際の木造住宅の寿命はどの程度なのでしょうか?

 

2011年にこの木造住宅について研究があります。ある年に一斉に建った戸建の棟数が劣化

や取り壊し等で半分になった時期の年数を平均寿命として計算していく方法によると、

2011年時点で65.03年になっています!そして同じ方法で2006年に調査した結果では

54.00年、1997年に調査した結果では43.53年となっており、なんと20年以上伸びていま

す!

 

この結果をもとにすれば、今の木造住宅の寿命は60年以上!

調査結果や、技術的な発展を考えればそれ以上…??

 

ぜひ、ひとつおうち探しの参考にしてみてください!

 

梅村

 

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